ジェームズ・アンダースン「証拠が問題」

八月の月曜の晩、わが家でひとり過ごしていたところ、出張中のはずの夫スティーヴンが突然帰宅してきた。仕事が早く終わったので、という弁解に釈然としないものを感じるアリソンだったが、真夜中を過ぎるころ、今度は二人の刑事の訪問を受ける。彼らは、今夜一件の殺人が発生したこと、その現場で死体のそばにひざまずいているスティーヴンの姿が目撃されたことを告げた。打ちのめされながらも、夫の潔白を証明するため、アリソンは奔走を開始したが…。多彩な作風を誇る技巧派の雄が、二転三転するプロットと意外な真相を仕掛けた会心作。

 この作品で何が「わあっ!」と思ったのかといえば、最初の最初、アリソンが『手帳を見ていた』とヌケヌケと書かれていたところ。「謎解き」でアリソンが語る時に「アドレス帳」のことが出てきて、そんなの書いてあったっけ、と見返したときなのだ。
その章の冒頭の書き方も美味いものだけど、この「手帳」には本当に恐れ入った、参りました、そう感じたのでありました。

ジェームズ・アンダースン「証拠が問題」



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