「バトル・ロワイアル」と「バジリスク」

「バトル・ロワイアル」、映画版でもコミック版でもなくて、原作小説の方なんだけど、初めて読んだ時、さすがにやはり、あまりいい気持ちのする小説ではないな、、、とか思った。で、そういうことを別の場所に書き込んだような記憶がある。
 ところが、しばらくして、あるワンシーン、というかワンフレーズというかが、頭の中に残っていて、それが変に心の中にも残っているのに気がついた。それは、「中盤戦」の最後の最後、“ザ・サード・マン”三村信史の死んでいくシーンで。。。この、最後のワン・センテンスだけは、この長ったらしい小説の中で、どうやら私の心を「打った」と言ってしまえていたらしい。。。
 そして、今回ちょっと再読してみたのだけれど、実はこの小説はコミカライズされていて、今まさに連載中であるのだけれど、そのコミック版のほうが、この原作小説よりも、なんだかずっと面白い。ありとあらゆる点で面白い。。。でも、それでも。やはり、この三村の最後のシーンだけは、それでもやっぱり、原作小説のほうが優っていた、、と、そう、思ってしまったのだった。。。

 ちなみに、たいていの場合、小説の漫画化なんて、はっきり凡作、失敗作になるはずなのだけど、(いや、どんなに素晴らしい出来のコミックになっていても、結局原作には及ばないのが100%だと思っていた)このところ、2作ばかり、原作よりコミック版のほうが面白かったものに出くわした。
 1つは、山田風太郎の「甲賀忍法帖」をコミカライズした「バジリスク」で、もう1つがこの「バトル・ロワイアル」。こちらは、まあ、もともと原作小説を読んだ時点で、これは小説のスタイルより少年漫画のスタイルのほうが良いのではないかと思っていたくらいで、要するにそういうレベルの文章だったので、まあ、しょうがない(笑)。(三村の最後のシーンは除く(笑))
 けれど、山田風太郎の小説でコミック版があれほど面白いとは思わなかった。。。ちょっと、認識を改めないといけないかもしれない。

バトル・ロワイアル 1~12巻 高見広春/作・田口雅之/画
バジリスク 甲賀忍法帖 全5巻+完全解読BOOK 山田風太郎/作・せがわまさき/画
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