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必殺!三味線屋勇次



この映画は、本当に何年ぶりかで映画館に行って見てきたのでした。うん、その値打ちはあったと思います。まあ、ビデオ待ちでもよかったと言えばよかったと言えるかもしれないけれど、やっぱりネタバレなしで先に見られたのはとってもよかった。
正直言って、「えっ!」と某シーンでは驚いたし、前半、いろいろ「うーん・・・」と首をひねっていた「演出ミスじゃないのか」が、その瞬間から、後半、「そうか、あの演出はミスじゃなくって、ミス・ディレクションだったのかっ!」と胸落ちしましたもん。
これはですねー、とにかく、「ネタバレ」してしまう前にまず見る、それをおすすめです。

文句を1つだけ言うなら、もういい加減「金を取らなきゃ、ただの人殺しだ」というセリフは聞き飽きたよ(^^;。
と。。。思ったら、「はっ」、このセリフ、確かに仕切人1話での勇次のセリフ。。。
そうか、このセリフすらわざとだったのかあ。。。

「金をもらわなけりゃただの人殺しだ」って言い方には、「金をもらってるから、ただの人殺しより上(りっぱ?)だ」みたいにきこえるものがあるんでげすよね。
あたしゃあやっぱり、「おれたちゃ悪よ、悪で無頼よ」「人様の命もらっておまんま食ってる悪党だ」「殺しは殺しだい、この癖はなかなかやめられねえぞ」の線が好きなんですねー。

 まっ、勇次が言う分には、なるほど勇次は仕置人でも仕業人でもなくって、仕事人なんだもんナー、仕事人なら「金をもらわなけりゃただの人殺しだ」なんて言いもするよなあ、だって仕事人ってのはそういうモノ。。。というより、勇次の場合は、確かになるほど「新・仕事人」から登場した「純正仕事人」で、1度だって「仕置人」だったり「仕業人」だったりしたことはないんだもんなあ。。。1回仕切人とか名乗ったけど。と。。。思ったのでした。

おまけ。
「叫び」は、いってみれば、からくり人が「金とは手を組まない!涙とだけ組む!」と言い募るのに対して、「いや、この金こそが依頼人の涙なんだ、叫びなんだ」と言い返しているんですかね。

↓以下、ネタバレのため追記にて。

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必殺!5 黄金の血

実は、嫌いじゃないんだ、これ。。。(こっそり)

必殺後期の映画で、前作「必殺4 恨みはらします」や前々作「必殺!III裏か表か」が比較的よかったために、そこそこ期待されていたんじゃないかと思うのだけど、ファンの受けは必ずしもよくなかった。でも、個人的には実はそんなに嫌いじゃない。酒井法子は好演してると思うし、山本陽子も通り一遍の憎まれ役ではなかった。

そして、「必殺仕事人V」から登場していて一旦姿を消した村上弘明演じる「政」が、この映画でとうとう完全退場する。この政についても、「腑抜けになっていた」と悪評もあるのだけれど、政ほど長丁場の中で変貌を感じさせた仕事人はいなかった。
残念なのは、その変貌は本来なら1つの連続シリーズの中で行われて然るべきものだった、、、と思ってしまうこと。そうすれば、最初三田村邦彦演じる「秀」のコピーでしかないように言われての登場でありながら、実は。。。というファンを唸らせる存在になりえたと思う。まあ、そういう意味では、西順之助だって同じなのだが。。。

レギュラーキャストが一部別役者になってしまっていたのは非常に残念。また、この映画に関して言えば、中村主水の存在は非常に薄い。「それができるのは、おめえの簪だけだぜ」とかいうセリフは、いかにも吉田剛の書きそうなもので、ただただクサイと個人的には思う。

必殺4 恨みはらします

劇場版必殺仕事人第4作。「旋風編」や「風雲竜虎編」をやっていた頃に公開されたものだったと思うのだけど、「旋風編」レギュラーの便利屋お玉と順之助のコンビはいるのに夜鶴の銀平がいない。かといって、「風雲竜虎編」の主役たるかげろうの影太郎は影も形もない(笑)。
・・・そういえば、「旋風編」ラストや「風雲竜虎編」第1話で、みんな銀平のことは気にしていたけれど順之助のことは気にしていなかった。

実は画面では完全に無視されていたけれど、無事だったのか、順之助?(笑)

それなら、この映画は「旋風編」最終回と「風雲竜虎編」第1話のミッシングリンクになる。

さて、これは、殆どというか、あんまりというか、「必殺」という感じが薄いのだけど。。。どっちかというと、千葉真一の影の軍団で(笑)。
さらに、真田広之の奉行がさらっている。もっとも、この奉行クラスの「悪党」が、「必殺仕置人」往時にはザラだったんだけどね。とはいえ、この真田広之の怪演でも、まだ足りないのだが・・・

アクション映画としてはなかなかの出来かな。あと、ビー玉お京はよかったかも。仕置の的を先に千葉真一に仕留められて呆然としている主水は面白い。

劇場版・必殺III裏か表か

このズタズタの主水が最後の仕事人主水だ。

 これについては、テレビでこの映画の「予告編」を見ているときに興奮を感じたのを憶えている。。。
 それは、ワンシーン――傷を負っているとおぼしき主水が、よろめくようにゆっくりと歩き進みながら、つと、つぶやく。。。「俺は、こんなことくらいじゃ、死なねえよ。。。」。。。
 そのシーンだけが、「ぽつん。。。」という感じで「予告編」として放送されていた。いや、実際には他のシーンも入っていたのかもしれないが、そこだけがまるでズームアップされたように、飛び込んできた。

「主水だ!」
と、思った。感じた。「必殺だ。。。。!」と。

 その頃のTVシリーズは、「必殺仕事人V激闘編」を放送中で、「初心に返ってハード指向で」との謳い文句はあっても、どうしても今一歩物足りない、もどかしい、そんな感じを受けている頃だった。自分の裡にある「必殺」が現実に放映されているシリーズとブレていて、満たされていなかった。そういうときだった。
 それが、この映画の予告編で一気に盛り上がった。

 そうだよ、これが中村主水だよ、この「裏の顔」。単に暗くて渋くて疲れてて、という感じになっちゃった今のTV版は、それはやっぱりもうひとつの「表の顔」でしかないんだよ、本当の主水はもっとしたたかで、もっとシビアで。。。そんな無い物ねだりのモノ欲しさに応えるような主水の姿がその予告編の映像にはあったのだ。。。これが。。。これが、そうだ、見たかった「必殺」だよ。。。

 そして、実際に観た「必殺!III裏か表か」は、100%ではないものの、充分ひたることのできる重い、熱い、充実した出来の作品だった。「必殺のコンセプトを満たしていない」等々の言い方も聞くけれど、個人的には、これは「懐かしい」昔ながらの「必殺」だから、それで十分うれしかった。。。
 特に、TVシリーズでだんだん形骸化してしまった錺の秀が、この映画では「あっ、本物の秀だ!」みたいな復活をしてくれているのは、「あっ、主水だ!」と同じことで、ほんとにほんとに感涙ものだったのだ。
 まったく。。。これが必殺仕事人V激闘編の最終回としてテレビで放映されていたなら、激闘編の評価もまた全然違っていただろうに。。。いや、もちろん、映画のクオリティは望めなくてもね。

 一点言うなら、この映画での壱は、特に主水への接し方はまるで念仏の鉄だった。脚本の野上龍雄がそういうつもりで書いてしまったのかもしれないけど。そういえば、「必殺仕業人」でも、野上龍雄が書いた回では、仕業人達のお互いへの接し方がまるで仕置人達同士みたいだったものな(笑)(^^;


劇場版・必殺!

「必殺仕事人IV」メンバーでの劇場版。

 前半はかなりよかった。
 当時のTVシリーズがかなりバラエティ色が強くなり、往時の緊迫感、テーマ性が希薄になり、まるで「キャラ萌え」の、いや、キャラ萌えならいいのだがタレント萌えというような「いればいい」「そして、なんとなくかっこいい科白を言っていればいい」+新喜劇風ギャグで毎週毎週同じようなことばかり繰り返し始めていたので、毎回流し見る程度になってしまっていた。
 この映画では、前半でまるで「昔ながらの必殺」が帰ってきたかのような渋さ、ドラマ性を魅せてくれた。おっ、おっ、という期待感を盛り上げてくれた。

 それが、後半、ガタガタと崩れていく。
 突然、TVシリーズのバラエティ色が浸食し始め、あれよあれよと思う間に、TVスペシャルレベルに堕してしまった。
 全くダメというわけではない。「出陣シーン」にもそれなりに工夫が凝らされ、演出面でも時折ウンウンという場面もあった。
 だが、全体を通したとき、バラエティ部分が浮いてしまって、なんだか味気なくなってしまった。
 前半の緊迫感をそのまま持続してくれれば。。。

 ちなみに、後半のバラエティ色全開で作られたのが第2作目「ブラウン館」、前半の緊迫感一色で作られたのが第3作目「裏か表か」なのだと決めつけて観れば間違いない(笑)。
 もったいなかったなあ。。。


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