「安楽椅子探偵とUFOの夜」

綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状4
第1夜に「出題編」を放送し、次週の「解決編」の放送までに、トリックを視聴者に推理してもらう放映スタイルが人気を集める、ミステリー作家・綾辻行人と有栖川有栖共作のTVシリーズ。“これまでで一番難しい”とされる超難問の第4弾。


うーん、、、
どうしても、ガムテープの処分方法が、あの犯人だとアレしかないとは思えなくて。。。
そう考えたとき、加納朋子の推理のほうが、よほど蓋然性が高いような。
というのは、「どうしてあんなことを、ガムテープに書くかな」と。確かに、『メモ魔』だというのは分かる。だが、それは「思いついたことを忘れないように」ということで、トリックとか、予定とかをメモするわけであって、被害者にとって忘れようにも忘れられないああいうことを、しかもまたどうしてガムテープに書かなければならない?
そう考えたとき、加納朋子説の言う「犯人が勘違いした」というほうが余程「あっ」という納得力に満ちている。なるほど確かに、「実験」のようにして何かを書く、そしてそれが恋人の名前だというのはあり得ることだ。
犯人が外部のものなら、そして確かにガムテープを持ち出せないなら、処分方法もああいう形でも一応納得できることなのだし。。。管理人なら、ガムテープを全部ほぐして、それこそ管理人室で警察が来るまで(「10時まで」ではなくて)いろいろな処分の方法が考えられたはずなのだ。。。
本格ミステリは、難しい。

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「安楽椅子探偵登場」

綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状1
99年11月に関西地区でTV放映された、視聴者参加型カルト番組『安楽椅子探偵』シリーズ第1弾。人気ミステリー作家の綾辻行人と有栖川有栖が合作で贈る、初の“RPG推理ドラマ”。
小さなテレビ製作会社の社長が殺された。犯人は……?


 さあ、どれほどのものか。。。と期待しながら見始めた。よもやキャラメル・ボックスが主演しているとは買うまで知らなかったのだけど(笑)、これでサポーターのピンクルも観る理由が一つ増えようというものである。
 進行具合が火曜サスペンスとかとさほど変わらないので、これはちょっと無念。せっかくの第一弾なのだから、これこそむしろ館物とか雪の山荘物とか、マニアックに作ったほうが、らしかったのではないか? いささか関西喜劇の部分がちょっと。。。というところもあったし。

 出題篇観てる時、これを見終わって捜査ファイル見てる時、ピンクルとあーだこーだと言い合ってたんだけど、二人とも目の付け所は大体同じ。ただ、犯人はわからない(笑)。
 なにより、警察の間抜けさがどうしても納得いかなくて、佐野洋の「推理日記」ならケチョンケチョンじゃないのかと(笑)。鑑識は鍵が見つからないわ、留守電はチェックしてないわ、容疑者の自宅は後々になってから捜索してるわ、そもそも金庫の中のビデオテープ、どうして全然チェックしてないのよとか、ダメダメぶり。

 何はともあれ、さあ驚かせてもらおうじゃないのよと見始めた解答篇。
 いきなりバラエティ風に変わったのには唖然としました(^^;)。こうする必要はあったのかなあ。。。
 確かに、いかにもの本格ミステリ風味は嬉しかったかも。古畑任三郎くらいしか、こういう妙味はなかったものね。「ケイゾク」というのを最近ようやく観始めてるのだけど、本格味は今ひとつのようで。

 犯人の絞り込んでいき方は、あと一歩甘いかなという感じだったけど、そして時間トリックは鮎川哲也の読者としては「すみません鮎川さん、アリバイは最初から解こうとしてません」と懺悔しちゃう感じだったけど(ただ、これ「叙述トリック」と探偵役は言ってたけど、あまり叙述物という感じじゃないよ。。。ね?)、やはり眼目は、ビデオに写ってたあれだよね。あれには、参ったなー。まるまる、「サスペリア2」なわけだから。そういえば、綾辻行人、「サスペリア2」を絶賛してた人なのだった。ここでこれを使うとはね。参りました。これに関しては、嬉しかったかも(笑)。

「アンブレイカブル」

『シックス・センス』で世界中の映画ファンの度肝を抜いたM.ナイト・シャマラン監督の第2作。

フィラデルフィアで、131人もの乗員・乗客が死亡するという凄惨な列車事故が発生。だが、たった一人、奇跡の生存者がいた。その男デヴィッド(ブルース・ウィリス)は、マスコミや周囲の者たちの異様な視線に戸惑う。「なぜ、俺だけが?」誰よりも彼自身がその答えを求めていた。ある日、イライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)と名乗る男が現れ、デヴィッドこそ不滅の肉体を持つ者≪アンブレイカブル≫であると告げる。その言葉をきっかけに、デヴィッドは自己の存在意義を問うようになる。そして、それは恐るべき真実への幕開けだった…。


これは。。。ノベライズをまず読んだのが大失敗だったんだろう。。。
このノベライズの書き方が、どうも、、、私の読み方がいけなかったのかもしれないが、最初から「ネタ」を割っている書き方にしか思えなかった。
ミスター・グラス』が、どうしても最初から「悪役」に読めてしまったので、全然何の驚きもなかった。うーん、「シックス・センス」のときもあれだったから、これはとりあえず、ノベライズで読むという悪癖をやめる潮なのかもしれないなあ。。。
楳図かずお「漂流教室」だって、もし最初が風見潤のノベライズだったら、全然面白くなかったかもしれないし。。。


アンドリューNDR114

監督: クリス・コロンバス
原作: アイザック・アシモフ
出演: ロビン・ウィリアムズ エンベス・デイヴィッツ サム・ニール オリヴァー・プラット カーステン・ウォーレン

ロビン・ウィリアムズ主演のヒューマン・ドラマ。人間になりたいという願望を持つ、アンドロイドのアンドリュー。彼が200年にわたって人間の心を育んでゆく家庭を、心温まる描写で綴ってゆく。全身ロボット・スーツを被りながら、その持ち味を醸し出すウィリアムスが絶品。サム・ニール共演。ある一家に購入された家事用ロボットのNDR114。アンドリューと名付られ、家族の一員として生活を営むうち、次第に彼は人間への憧れを抱くようになってゆく。



ずいぶん「ドンドンッ」という感じに時間が流れるので、そうとは予想していなかったためびっくり。でもこの時間の流れの速さが、よい意味で前半のテンポのよさを生んでいた。
これが、フェイスが人間そのままになって以降のテンポの悪さを目立たせてしまったのは残念。

ロボットと人間の関係性については、「新スタートレック」のアンドロイド、データなどで、すでに我々は通過している。だから、観ている間どうしても「あ、データだ」「何を隠そうデータだ」と思ってしまう。それでも前半は、データの経験できていない100年の時の流れを味わわせることで、差別化ができていたと思うわけなのだが。。。

長すぎた、というのが観終わっての感想。本編が終わってからの、エンドロールもやたら長かった。
そして、データについてはわかるのだが、なぜアンドリューがそんなに「人間」になりたがるのか、よくわからないところだった。単に、「結婚したい」という1点のためということなら、分かるのだけれど。。。

ロボットはロボットのままで、その存在意義が十分にある。何も「人間である」と名乗る許可を得る必要などない。変な言い方だけど、たとえばそれは、いわゆる有色人種が「名誉白人」という『称号』を以って「白人と名乗る」許可を得るのと同じようなものではないのか。そんなものは、要らない。「白人には自由がある。だから、私は白人になりたい」と思う有色人種の主人公の物語があって、そのエンディングが、白人の法廷で「彼を白人と認めます」なんてものだったら私は怒るよ。つまりは、そういうことなのだ。。。

「ある日どこかで」

監督: ジュノー・シュウォーク
製作: スティーヴン・ドイッチ
脚本: リチャード・マシスン
原作: リチャード・マシスン
出演: クリストファー・リーヴ ジェーン・シーモア テレサ・ライト スーザン・フレンチ クリストファー・プラマー

母校で初演を迎えていた新進の劇作家リチャードのもとへ現れた老婦人は、金時計を手渡すと“帰ってきて”という言葉を残し去っていく。数年後、再び母校を訪れたリチャードはその町のホテルで一枚の肖像画に心を奪われる。そこに描かれた美女エリーズは、かつての老婦人の若き日の姿だった。日増しに膨れ上がる“彼女”への想いに苦しむリチャードは、ついに時間の壁を越えエリーズと出会う……。「激突!」や「ヘルハウス」などのSF怪奇作家R・マシスンが自身の原作を脚色、「JAWS/ジョーズ2」のJ・シュウォークが監督。



実は、「時をかける少女」とかにも似た、悲しいけど感動できる時間物だろう、、、と思って見始めた。
そして、期待にそぐわず進んでいくストーリー。主観によるタイムトラベルという日本風SFのようなギミックや、ギャグなのマジなのという処々の人物描写、でっかいボールのアーサー元おじいちゃん(笑)、伏線になりそうでならない懐中時計、信じられないスタイルで破れる時間旅行など、、、、そしてどう来るかと思わせておいて。。。。

ところが、このラストとはーーーー。

これはもう、ひたすら悲劇で、そしてホラーですらある悲しすぎる話では(^^;) あの彼女が冒頭で懐中時計を持ってきたアレが、全く伏線として機能していないし。。。(^^;)
すごく放り出されたような気分で、やりきれない。

。。。原作を読もう(笑)。はっ、これはもしや原作者の罠では?(笑)

そうそう、観ている間中、ウルトラマンティガ「時空をこえた微笑」を思い出してしまってならなかった。
で、見終わった今、ティガのほうがいいぞとか思う(笑)。

 

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