ピート・ハウトマン「時の扉をあけて」

昔、住んでいた一家が不可解な失踪を遂げたという、薄気味の悪い言い伝えの残る古い屋敷。それが祖父の遺した唯一の財産であった。いつも飲んだくれている父。気丈ではあるものの、耐えることしかできずにいる母。そんな両親の、屋敷の処分を巡る口論から逃れて、閉ざされた三階へと入りこんだ少年は、隠されていた扉を見つける。それは、五十年前の世界への入り口だった…。

 この話は時間物なので、こちらはどうしても広瀬正「マイナス・ゼロ」と比べてしまう。で、案の定というか「マイナス・ゼロ」の圧勝なのだが、きっと解説者のように違う読み方をするべきなのね(TT)。
 でもとにかく、別の自分と会ったとき姿が見えない理由がなんであれ、着ている服が見えないなら、乗っている自転車はなぜ見える?声はなぜ聞こえる?等、不徹底が多すぎる。(ラスト近くの、主人公とヒロインの、お互いがお互いだけを見える、というセリフのくだりはよかったが……まさかこの為だけではないだろう(^^;))
 日本はもっと、「マイナス・ゼロ」を優遇すべきだと思うのだけど……無理だろうなあ……

時の扉をあけて
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