よむよむよむ

というわけで、無事に「yom yom」を入手しました。
そして読みましたよ、しっかり。
再読してからカメ(=旦那)に貸します。
感想はまだ読んでいない人もいると思うので控えますが、私は全巻読み返したくなりました。

「よむよむよむ」は「yom yom(を)読む」なわけですが、これって「チャウチャウちゃうんちゃう(チャウチャウではないのではないですか?)」に似てますね。
遠州弁だと「さらさらさらう(お皿ごと持って中身を全部さらえること)」という言葉もあります。
だから何、ということはなくて、ただ面白いなーと思っただけです、はい。

【今日までに読み終わった本】
野村美月「文学少女と慟哭の巡礼者」
森博嗣「キラレ×キラレ」
波津彬子「燕雀庵夜咄」
スポンサーサイト

「西洋骨董洋菓子店」がアニメ化決定!

よしながふみの人気コミック「西洋骨董洋菓子店」アニメ化決定!


らしいです。

7年前のドラマ化の時は天下のジャニに負けて(?)タッキー演じる「エイジ」が主役になってしまってましたが、今回は原作に忠実とのことなので楽しみです。

・・・が、原作に忠実となると「魔性のゲイ」が出てくるのですが、その辺は大丈夫なんだろうかw

声優さんはまだ発表されていないようです。
ちなみにCDドラマの時の声優さんは

橘:山寺宏一
千影:井上和彦
小野:郷田ほづみ
エイジ:関智一
ジャン:小杉十郎太
芥川:若本規夫
本間:辻谷耕史
犯人:立木文彦
橘父:田中秀幸
橘(子供):浅川悠

という豪華メンバーだったようですが、今回このままはないだろうなぁ。

ウイングスの記事はこちら
「西洋~」のウィキペディアはこちら

発売日

今日も風が強かったですね。
一体いつまで続くんでしょうか。
私的には洗濯物を外に干すのも控えたいような風の強さの中、ご近所さんは布団を干していて、感覚は違うんだなーと実感しました。

さて、今日は待ちに待った「yom yom」の発売日。
7&Yに注文済みとは言え気になったので近所の本屋さんを2件回ってみたのですが、やはり置いてませんでした。
で、肝心の7&Yからは「梱包済み」の連絡があっただけで、まだ届かないようです。
交通費やら送料やらをかけないで入手しようとしているのだから仕方がないですね。

某所にはネタバレ用掲示板があるので、そこを見ないようにするのが一苦労ですw

ウメ2
ウメ3
ウメ4


今日も風が強かったですね。
泣きながらの外出となりました。
窓はちゃんと閉めたので砂が舞いこんでくる心配はありませんw

せっかく咲いた梅が散ってしまわないといいのですが。
白梅の方は甘い良い香りがしてました。

開き直り

週末に春一番が吹きましたね。
とは言っても「春一番」と呼ぶには激しすぎる風でしたが。
我が家は幸いにして何の用事もなかったので、買い物にも行かず引き籠もっていましたw

で。
うっかり窓が開けっ放しになっていたトイレとか洗面所とかが大変なことになりました。
昨日気付いて慌てて窓を閉めて掃除をしたのですが、雑巾が見事に砂の色。
今日も二度水拭きしたのですが、まだ汚れているようなのですが、とりあえず今日はもう放置。
他にもベランダやら家の周りやら掃除しないといけないところが多かったのと、

・・・これは私だけかもしれませんが・・・

ずっと下を向いて掃除をしていると段々気分が悪くなってくるんですよorz

なので普段は上の方をやったり下の方をやったり、と向きを変えながらやっているのですが、今回はそんなこともやっていられずにベランダ(地面)やら家の周り(地面)やら床(地面)やら下の方ばかり向いていたら、案の定気分が悪くなりました。

なので今日はもう中止!
また明日やればいいじゃない。

と開き直りました。
うん、開き直りってステキだわw

必殺商売人第2話「誘拐されて女喜ぶ」

なんだか仕事の筋が甘いなあ、という感じはある。殺されたのは、自分勝手な考えで営利誘拐を実施した若者たち。頼まれたわけでもなく、また、交流も交情もなく、言葉を交わしたことすらない死体を見たからと、いくら正八でも「俺の気が済まない」とは言わないだろう。
 仕置人たちが動き出すとすれば、せめて娘が殺害されてからでなければ、これはとても「江戸プロフェッショナル」の名に値するものではない。

 見所は寧ろやはり、まだまだ信頼も仲間意識もない主水・正八チームとおせい・新次チームの探り合いだろう。「俺の調べが信じられないのか」という主水に対し、「主水さん、俺は誰も信じない」という新次のシーンは、「必殺仕業人」第1話でのやり取りを彷彿させる。
 やいとやが、新参の剣之介を信じられないと言うのに対し、主水の言う「やいとや、俺だっておまえを信じてなんかいねえぞ。おめえだけじゃねえ。この捨三も、あのノッポも、俺はだあれも信用しねえ」というセリフ。こちらのほうがきついといえばきつかった。

「おれたちは、他人様の命もらっておまんまくってる悪党だ。だから仲間が欲しいんじゃねえ化、地獄の道連れがよ。その仲間を裏切ってみろ、地獄へだって行けやしねえぞ」。

 だが、主水がこう言ったのも、しばらく組んでいたやいとや相手だったからというのもあるかもしれない。新次に対して、主水はそれ以上言葉を重ねない。ほんとうに、ただたまたま組むだけの相手としか思っていないのか。

 それにしても、エンディングでの拗ねている主水は可愛い(笑)。


乙一「The Book」 jojo's bizarre adventure 4th another day

<祝「ジョジョ」20周年!! 乙一渾身の小説化!!>
「週刊少年ジャンプ」「ウルトラジャンプ」誌上で絶大な人気を誇る荒木飛呂彦氏の長期連載『ジョジョの奇妙な冒険』を稀代の若手作家乙一氏が構想・執筆に2000日以上をかけ、渾身の小説化を実現!!
カラー口絵および全6章のトビラ絵、本文イラストは荒木飛呂彦氏描き下ろし。ジョジョ“Stand up”杜王町MAP付き、革表紙風装丁。

『ジョジョ』シリーズ第4部・杜王町を舞台に起こったもうひとつの事件。
構想・執筆2000日以上、鬼才・乙一が渾身のノベライズ!!


平井和正が「きまぐれオレンジロード」を書くと、「ボヘミアンガラス・ストリート」ができあがった……という伝説のような現実がある。
乙一が「ジョジョの奇妙な冒険」を書くと、それは一体、何ができあがることになるんだろうか。

結論から言えば、それは紛れもない「ジョジョ」であり、乙一細胞はかなりな程度希釈されていた。……が、自分でこう書いておいてなんだが、……本当にそうだろうか。

出てくる登場人物たちは、乙一が新たに創造した者たちはもとより、ジョジョたちすら、あまり乙一小説の登場人物として違和感がない者たちではなかったか。

映画になった「傷」――これが“スタンド”の能力だったなら、そのまま「ジョジョ」になっているんじゃあないか。

他の、「しあわせは子猫のかたち」とか、「きみにしか聞こえない」とか、ジョジョや“スタンド”の像が出てこないだけで荒木飛呂彦のコミックに描かれる物語につながっているのではないのか。

そもそも乙一のデビュー作「夏と花火と私の死体」など、荒木飛呂彦の短編そのものだろう。

だから――乙一の「ジョジョ」が紛れもなく「ジョジョ」であり、“異質な細胞としての”乙一の部分が少なく感じられたとしても不思議はないのだ。

途中、康一が「僕たちのマンガ」みたいな表現をしていることと、“敵”の能力がどうしてもヘブンズ・ドアーとかぶって感じられることの2点が瑕疵と言えば瑕疵か。


イヤホン

近所の本屋では「yom yom」は入荷しないようなので、「セブンアンドワイ」に注文してみました。
これで買いそびれはなし!のはず。
ネットってホント便利だわw

昨日バトンを答えてていて、「そういえば最近音楽を聴いてないな」と気付いたのでさっそくMDウォークマンを取り出しました。

    ・
    ・
    ・ 
    ・
    ・

イヤホンを壊しましたorz

実はいつかはやると思ってたんですよね。
よく落とすので。

で、カメ(=旦那)が捨てずにおいた古いイヤホンを試してみたら

あら、ぴったり!
しかもなんかこちらの方が音がいいんですけど。

と言うわけで買わずに済みました。
私はこういうのは本体がダメになったときに一緒に捨ててしまうタイプなんですが、取っておくのもアリなんですね。

でもイヤホンって耳が痛くなるから本当は嫌いなんですよ・・・。

【今日までに読み終わった本】
乙一/荒木飛呂彦「The book・jojo's bizarre adventure 4th another day」
桜庭一樹「少女には向かない職業」
清水玲子「秘密・THE TOP SECRET 1~2」
波津彬子「鏡花夢幻」
      「水に棲む鬼」
      「雨柳堂夢咄 11」

バットントン♪

春楡さんからバトンをもらいました。

♪ 最近起きた喜怒哀楽をひとつずつ教えて?
喜→ ウイちゃんからのメールの内容。
怒→くだらないことでイライラする自分に。
哀→半年に1回は掃除をしている大物家具の裏から数年前のG除け薬が出てきたこと。これ、期限が過ぎると逆に餌になっちゃうんだよね。
楽→友人達とランチ。

♪ 最近の好きな食べ物は?
相変わらずチョコとお煎餅。

♪ 最近好きな音楽又は着信音は?
最近はあまり音楽を聴いていません。
着信もバイブが主流だし。

♪ 最近の口癖教えて♪

なんだろう?

♪ 最近出かけた場所は?
ご近所以外では池袋、松戸、恵比寿、広尾。

♪ 好きな色は?
赤、ピンク、オレンジ、緑、青。

♪ 嫌いな色は?
昔は紫が嫌いでしたが、今は特にないです。

♪ 携帯の色は何色?
ピンク。 
  
♪ 回してくれた人の心の色は?
緑。
落ち着いているイメージです。

♪ 次の色に合う人にバトンを回して下さい
赤 →
桃 →
橙 →
黄緑→
緑 →
水 →
青 →
紫 →
黒 →
灰 →
白 →

ご自由にお持ち帰り下さい。

東條さん

今日は暖かくて過ごしやすい日でした@関東地方。
16時半だしそろそろ洗濯物を取り込むか、と思って改めて時計を見たら17時半でした。
日が長くなりましたねー。


昼間、インターホンが鳴って出てみたら 

「そ こ の 東 條 なんですけど」

と言われました。

東條さん?
私の記憶にはない名前だけど町内会役員の人か、最近引っ越してきた人かもしれない。

そう思って出てみると、

「こんにちは、お母さんは?」

といきなり言われ、

カメ母(=旦那母)のこっちの知人で東條さんはいないはずだし、そもそも亡くなって数年経ってから突然訪ねてくるような知人もいないはずだし、と戸惑っていると

「あ、ここの奥さんなのねー。若いわねー」

と1人で話し出し、何なんだろうと思っていたら

「互 助 会 なんですけど」

   ・
   ・
   ・
   ・
   ・

「互助会」をなぜか「そこの東條」と聞き間違えましたorz

もちろんお断りしてお帰りいただきましたとさ。

そういえば、その互助会のおばちゃんには私は何歳に見えたんだろうか。

買ってみた。

その1・「粉末レンコン」
レンコンが「喘息に効くらしい」というのは何年も前から知っていたのですが、レンコンの食感が嫌いで手が出せずにいました。
先日「花粉症にも効くらしい」ということと、「粉末状のモノがあるらしい」ということを知ったのでさっそく買ってきました。
一袋50グラムで630円。
毎日小さじ一杯(3グラムくらい)を摂取するとしたら48日分くらいあるので、毎日レンコン料理を食べることを考えたらそれほど高くはないかと。

以下某所よりコピペ

〓れんこんの効能〓
れんこん粘液:利尿効果・痔・消化不良・下痢に効果あり
れんこん絞り汁:咳・強壮剤・血液の循環をよくする・風邪・喘息・口の渇き・二日酔い・下痢・腸カタル・胃潰瘍かにの中毒に効果あり(節の部分が効果大)塗布すると腫れ物・痛みの取り除きの効果

その2・「命の母ホワイト」
存在は知っていたのですがなかな見つけることができず、最近やっとネットで見つけて買いました。
(発売当初は中部地方限定だったらしいのですが、今もそうなのかな?)
これで少しでも快適に生活できるようになればいいのですが。
ちなみにこれの前は「命の母A」を2年ほど飲んでいました。
こちらの効果は残念ながら「飲まないよりマシ」程度でした。

どちらも今日から始めます。
効果があるといいなぁ。

花粉症の記事はこちら
命の母ホワイトについてはこちら

続・小野不由美

2月27日に発売される「yomyom」詳細が掲載されていました。

"小野不由美「十二国記」新作『丕緒(ひしょ)の鳥』
90枚を一挙掲載"

だそうです。
「慶」の話だそうです。
文庫化まで待てないんですけど買ってもいいよね?
答えは聞いてない!www

詳細はこちら

必殺商売人第1話「女房妊娠!主水慌てる」

「江戸プロフェッショナル 必殺商売人」が正式タイトルなのかもしれない。
 「必殺からくり人」に「血風編」「富岳百景殺し旅」などシリーズごとの副題めいたものが付いたことはあったが、あたかも「江戸プロフェッショナル」シリーズででもあるかのような表され方は、この商売人の後にも先にもない。
 あるいは、主水シリーズがついに最終的に「プロフェッショナル」として成立したのだ、という宣言だったのか?

この「必殺商売人」が、実はリアルタイムでまともに観ていた初めての「必殺」になる。
 といっても、たぶん放送の途中から見始めただけで、主水・正八コンビとおせい・新次コンビの邂逅とカルテット結成といったあたりは知ることもなかったはず。なんとなく、これは長期のシリーズ物なんだとは漠然と知っていて、ずっとこのメンバーでやっているんだろう、と思っていた。おせいと新次の間で「昔は……」みたいな会話がされたりするのでなおのこと。
 なもので、最終回での展開には驚いたのだが……それはまた別として。

 これをリアルタイムで観ていたのが、中2くらいかな。そのあと順調に、続く「必殺からくり人 富嶽百景殺し旅」を全話観て、そのあと「翔べ!必殺うらごろし」の途中から、放送局の編成の都合だと思うのだけど、私の住んでいた地方では、いきなり試聴できなくなってしまった。
 で、ずっと必殺日照りが続いて……というのも別項で書いたので省略。
 他の主水シリーズがこの数年間で何とか試聴しやすくなって来た中、この「必殺商売人」は関東地上波ではおよそ二十年間再放送もなく、ここ数年でようやく観る幸せを得られたことになる。

 第1話を観ての感想は、まず、この映像美の演出。「必殺仕置屋稼業」第1話でのそれまではいかないが、「新必殺仕置人」が映像美より役者たちのパワフルさで楽しませてくれたのとはまた違い、おせいという女性を前面に立てたことでか、久しぶりに――という感じの映像美が見られた。
 中学時代は、エンディングのテロップや仕置の立ち位置のためか、主水と対峙するサブ主人公を新次だと思っていた。しかし、やはり「必殺商売人」の対主水主人公はおせいだったろう。そう見直してみれば、また違った見所が出て来る。
 だから――最終回での主水とおせいの別れ際の会話が生きて来るのだが、それも最終回の感想にとっておこう。

 もうひとつ「おや」と思ったのは、ずいぶん正八が主水に対して偉そうだなと(笑)。「どうした?」なんて鉄が言うならともかく、まるで対等のようだ――が、つまりは寅の会が崩壊し、鉄が死に、己代松もおていもいなくなり、残された主水と正八には、それだけの近まりとでも言うものが出来ていたわけなのだろう。
 実のところ、「商売人」での正八にあまり記憶がない。まあ、中学時代もそんなにきちんと見られていたわけではなく、最終回で鮎川いづみ演じる尼さんとの絡みのシーン、そのくらいしか覚えていなかった。損得より情や夢に左右されやすい正八は「江戸プロフェッショナル」の商売人にはあまり馴染めなかったのかもしれない。のちの正十という人物が正八の後身かどうかは不明だが、情や夢より利得を考えようといきがっていたのは、もし彼が正八だったとすれば、「商売人」という時代を経験していたために他ならない……かもしれない。
この第一話では、仕置人らしい新次・おせいを捕まえて手柄にしようかと企む主水に憤って罵倒するシーンより、やっと主水も腰を上げ、いよいよ仕置に立ち上がろうというところを新次・おせいに横から割り込まれての場面。
 「俺達これから殺りに行くんだから!」
 「その銭、返してくれよ、仕置料なんだから!」
と泣くように叫ぶところが印象に残る。

 結局、この仕置はおせいと新次のペアのみで遂行され、主水・正八はいわば「仕事をとってきた」だけの役回りで終わっている。のちの仕事人シリーズではもちろん、それまでのシリーズで考えても珍しいだろう。

 個人的には、キンタと呼ばれる異国人が、その口ずさむ歌それ自体には哀切な感があってよかったのだが、科白回しなどの演技の点で感情移入がしにくく、直接の依頼人となった少女に比重が傾いているにも関わらず描写が薄いといった憾みが感じられた。
 キンタというのは当時はやっていた「ルーツ」というドラマの主人公クンタ・キンテのもじりで、もとの脚本では単に相撲取り志願の日本人の大男だったらしい。
 撮影時点で「ルーツ」人気にあやかってと改変したのかもしれないが、もとの脚本ではこの被害者はしっかり生きる信条を持っていて、
 「俺の取り柄は相撲だ。自分の取り柄で生きて行くのが人間じゃないか」
 みたいな科白もあったらしい。こういう部分があるかどうかで人物への感情移入や物語への没入が生まれてくるだろうから、できれば改変されない最初の形で映像化してほしかった気はする。

(おっぺ)


新必殺仕置人最終話「解散無用」

ストーリーは暗記するほど何回も見たけれど、山崎努の表情だけで堪能してしまう。。。

何度観ても見入ってしまう……

 冒頭、己代松の仕置シーンからスタートする。見事に成功――も束の間、突然「御用だ!」の連呼と共に捕り方が現れ、己代松は捕縛されてしまう。
 「己代松、神妙にしろ」
 と薄気味悪い表情で十手を突き付けるのは諸岡という名の男だ。

 己代松が引き立てられていくのを見て、正八は呆然とする。観音長屋に駆けて行くと、鉄はなんの心配もなさげに井戸から汲み上げた水を飲んでいるところだ。
 「鉄つぁん! 松つぁん、町方に捕まっちゃった!」
 おていも呑気に魚など焼いていた。鉄と正八が近付くと、「仕事終わったの~?」などとのほほんとしている。
 「松つぁん、捕まったんだよ、町方に!」
 おていの顔が一瞬に変わる。
 単に、何かの容疑で引っ張られたというレベルではない。仕置しているところを捕まったのだ。何の言い抜けもできようはずがない。
 「松つぁん、どうなるの……ねえ、どうなるのよ!」
 「いま、八丁堀があたってるよ」
 「八丁堀だったら大丈夫よね!? 八丁堀だったら、松つぁんなんとかしてくれるわよね? ね!?」
 そのふだんとは全く違ったおていの狼狽ぶりに、鉄は突然はたとひらめく。
 「そうか……おめえ、松にほれてたのか」
 これまで、それらしい描写はなかったようだが、正解だったらしい。
 「松つぁん、そんなこと一言も言ってなかったじゃ」
 「あの人はそういう人なんだよ。別にあの人とあたしができてたっていいじゃないか」
 「おめえ、俺たちの稼業がどういう稼業かわかってるよな」
 「ひとつ間違えれば、命を落とすか、獄門さらし首だって言うんだろ、わかってるよ、そんなことは」
 「わかってりゃいいんだ、わかってりゃ」
 主水が現れ、己代松の罪状が盗人ということにされていることを告げる。
 「盗人? 松は仕置の現場を押さえられたんだろう、おかしいじゃねえか」
 何か裏がありそうだと主水は言う。己代松は酷い拷問にあっていた。本来なら、仕置人としてすぐにでも首を刎ねられるだろうはずが、諸岡には一体どんな企みがあるのか……

 そんな中、元締・虎が寅の会の解散を宣言する。どよめく仕置人たち。
 「死神が死んだんで、元締、気が弱くなったんじゃねえか!」
 怒号の中、鉄も言う。
 「俺の仲間が町方に上げられてるんだ、その落とし前はどうしてくれるんだ?」
 尻馬に乗るように、辰蔵という仕置人も続ける。
 「鉄つぁんの言うとおりだ。解散は結構だが、あとくされのないよう、寅の会もきちんとけじめをつけてくれねえとな」
 もちろんだと虎は言い、そのけじめはどうつける気なのかという問いに、押しかぶせるように答える。
 「私がつける、とはっきり言ってるんだ」
 その威風に、さすがに鉄が眼を伏せるしかない。
 話は、虎が引退するなら誰が後を継ぐのかというところから、辰蔵が辰の会を立ち上げようかと提案するところへと進む。こういう組織がないと、商売あがったりだ……
 虎の側近の吉蔵が、そんな中、辰蔵に釘をさす。
 「辰蔵さん、あんたが何をたくらんでいるか、元締はちゃんとお見通しなんだ」
 歌を詠むしか芸がなく台詞もなかった吉蔵だが、前回の「愛情無用」で、寅の会から出奔した死神を追い、「鉄つぁんになら話してもいいだろう」と内情に詳しいところも見せ、元締・虎の信頼の厚さも窺わせている。
 そんな吉蔵に続けて虎もまた辰蔵に言う。
 「私は、仕置人の外道は、許さない。そのことは、よくわかってるね、辰蔵さん」
 まるで台詞が棒読みの大根役者のような口調だが、かつて裏切りを働いた或いは外道な殺しに手を染めた腕の立つ仕置人が何人も、この虎の打撃で瞬殺されているのだ。恐ろしさは随一であり、用心棒の死神がいなくなっただけでは、表立って反抗することは誰にもできたものではない。
 散会しての途上、鉄は辰蔵に声を掛けられる。
 「鉄つぁん、辰の会に入らねえか」
 虎のようなやり方では、この稼業はとてもじゃないが成り立たない。虎は、自分だけ金を溜め込んで、都合が悪くなると解散では虫がよすぎるだろう。
 辰の会に入るなら、俺が己代松を解き放ってやってもいいんだぜ。
 「解き放つ?」
 その辰蔵の言葉に鉄は不審をおぼえた。
 「どうやって解き放つんだい」
 「それはおめえさんの出方次第よ」
 「……虎が、けじめをつけると言ってるんだ。それを見届けるまではな」
 鉄は即答は避けた。
 「そうかい……それじゃあ、俺も虎がどんなけじめをつけるか、見届けさせてもらうぜ」

 その帰り道、鉄は虎の姿を見かける。追ってみると、その行った先にはいくつもの位牌が安置してあった。虎が手ずから彫っていたのだ。
 「とうとう、見られましたね」
 虎はさすがに鉄に気付いていたのだ。長い間に信用するようになった鉄だから、つけてくるままに任せたのだろう。
 「これは、今まで仕置したやつらの、か?」
 「どんな悪党でも、死ねば、仏です」
 そして虎は言う。
 「もし、私に万一のことがあったそのときは、あとのことを鉄つぁん、おまえさんに、お願いしたい」

 一方、数か月にわたって謎の人物として過ごしていた「屋根の男」にも、最後の時が訪れようとしていた。正八やおていが呆然と見守る中、彼は赤褌だけの裸体のまま、きらびやかな籠に乗せられ、家臣達にかしずかれていた。
 「くるしゅうない、ゆけ」
 屋根の男の命に、家臣達は畏まり、そして、屋根の男の籠はどこかへと去っていった。二度と再び江戸の町に戻ってくることはなかった。さらば屋根の男。

 虎は己代松の伯父と名乗り、諸岡との交渉に臨んでいた。自分ひとりが犠牲になって、寅の会の仕置人全員を救おうというのだ。
 だが、諸岡には通じなかった。虎は捕らえられることすらなく、己代松には引き続き過酷極まりない拷問が続けられた。一体諸岡が何を企んでいるのか、主水にも見当を付けることができなかった。
 このままでは己代松の命はない。正八は、「辰の会」に入ろうと言う。そうすれば己代松は助けられる……
 だが鉄は辰蔵の卑劣な性根、金のために見境ない殺しをする気性を知っていた。辰の会に入るということは、自分もまた畜生働きをしなければならなくなるということだ……
 「外道にだけはなりたくねえよ」
 珍しいほどに弱々しい態度で鉄は言う。
 「いいじゃねえか、外道だってなんだって! かっこつけたって俺達どうせ人殺しじゃない!」
 「正八、それはなあ……」
 「なあ、松つぁん助けたいんだよ、松つぁん……なんだよ、みんな、忘れたのかよ、松つぁんを、仲間だろ」
 「そんなことは、松だって百も承知だよ」
 言い募る正八に辟易した感じで、鉄は切って捨てるように言った。
 「……かっこいいよ、鉄つぁん。かっこいいよ、立派だよ、鉄つぁんはよお!」
 「うるせえ! おまえにはこんな稼業つとまらねえ、やめちまえ!」
 「やめちまいたいよ、俺だって!」
 しかし、こう言い合いながらも、鉄もやはり己代松を見捨てられなかった。辰蔵のところに、己代松を解き放してくれるよう、交渉に赴く。
 「だが、辰の会に入るのは俺一人だ」
 他の仲間たちまで外道に落としたくはない……鉄には似つかわしくない感傷と言えただろうか。
 だが、辰蔵も一筋縄でいく男ではなかった。
 「ちょっと待った。俺は、おめえさんたちの仕事ぶりには前から目をつけていたんだ。己代松つぁんの鉄砲、あんたの背骨折り。だが、どうしてもわからねえのが、あの鋭い刃物の殺しだ。あれは並の腕じゃあ到底できる仕業じゃねえ。ぜひ、この三人に顔を揃えてほしいんだよ」
 「そりゃあ話が違いやしねえか。おめえが辰の会に入れって言うから、俺はこうして来たんだ」
 「三人がひとり欠けても、この話は御破算だ」
 辰蔵もひかなかった。むしろ余裕をもって交渉できる立場だった。鉄は出直すよりなかったのだ。
 辰蔵のアジトから出た鉄の前に現れたのは正八だった。
 「なんだ、おめえか」
 「八丁堀が、鉄つぁん絶対に辰蔵のとこ行くからあとつけてみろって……ごめん、さっきは」
 「それがな……辰蔵のやろう、俺たちが全員揃わなければ松を渡さないって言うんだ」
 「それって、八丁堀の顔を晒すってことじゃない……そんなことしたら俺たちの稼業どうなるの。寅の会やめたって続けるんでしょ?」
 「……おまえ、しばらくここで見張ってろ。必ずドブネズミがもう一匹現れる」

 その頃……虎は位牌作りを続けていた。そこへ入ってくる影……
 虎は全く警戒していなかった。「何の用だ?」と振り向きもせずに言う虎へ……
 鉄は少し間に合わなかった。鉄が立ち寄ってみた時、すでに刺客の姿はなく、虎は瀕死の状態だったのだ。
 「元締め!」
 抱え起こした鉄に、うっすらと目を開いた虎は懐を探り、金の包みを鉄の手に押し入れた。
 「鉄つぁん……外道を、頼む」
 それが、最後の言葉だった。

 そして、辰蔵を見張っていた正八は、諸岡と、そしてもう一人、現れた刺客を見た。
 「あんなに虎に信用されていたのに、あんた、悪党だね」
 笑う諸岡に、辰蔵が言う。
 「いや、この人はちゃんとけじめをつけてくれました。これからは俺の右腕ですよ」
 「よろしくお願い致します」
 そう恭しく頭を下げていた男の顔を見て、正八は驚愕した。刺客となった男の顔、それは歌詠みを務めてきた吉蔵に紛れもなかった……

 絵草子屋の地下蔵に鉄・主水・おていの三人が集まっていた。
 「そうか、虎が【寅の会】の最後の頼み人になったってわけか」
 多少感慨深げに主水が言っているところへ正八が駆け戻って来る。
 「やっぱり、同心の諸岡と辰蔵つるんでたよ……それから、吉蔵が辰の会に寝返ったよ」
 「なに、吉蔵が!?」
 さすがに鉄も驚く。同時に胸落ちした。あの虎がどうしてむざむざと殺されることになったのか。一番信頼していた男に、裏切られたのか。。。
 「そうか……じゃあ、虎を殺したのも吉蔵の野郎か」
 「それも辰蔵の差し金だよ」

 ――己代松は囚われ、すでに死神はおらず、虎は死に、吉蔵は裏切った。
 相手は凄腕の仕置人グループで、同心まで味方につけている。
 進退きわまるとはこの事だった……
 このとき、主水の中に去来したのはなんだったのか。
 仕置屋稼業のときは、おこうを囚われ、そして助けに行った印玄と共におこうも失った。仕業人時代には、剣之介を囚われ、やはり助けに行ったお歌も剣之介諸共に失った。
 最初の仕置人のときは……半次を囚われたが、主水自身も含めてみんなで助けに動き、そして成功したのだ。

 「鉄……辰蔵に、己代松を解き放つ段取りをつけるように伝えてくれ」
 「なに? おめえ……」
 「……こうなったら、しょうがねえやな……俺が、この面さらすより仕方ねえだろう」
 仕置屋時代、仕業人時代と、決してそんなことを言い出そうとはしなかった中村主水が、言った。口にした。
 「おい」
 「いや、俺はな、これまでてめえを後生大事に生きて来た。誰が死のうと誰がどこでくたばろうと、そんなこと俺は知っちゃいなかった」
 「俺だってそうだよ!」
 「だがな……今度はそうはいかねえやな……」
 新仕置人チーム。仲良し5人組。
 何度もせめぎあい、時には命のやりとりを覚悟したときもあった。
 そして今では……
 「鉄……俺は、おめえがどうして辰蔵のところへ行ったのか、ちゃんとわかってるぜ」
 主水は鉄を見、鉄も主水を見た。言葉は交わさず、表情も特に動かさないまま、しばらく目と目だけで対していた。
 長い長い仲間だったのだ。まだ主水が佐渡で勤めており、鉄は島送りの金堀人足だった。ふたりともまだ若かった。そして主水は江戸に出、鉄もまた。
 「闇の御前」事件が起き、棺桶の錠やおきん、半次と、仕置人を始めた……それが畜生道の始まりだったのだ。
 一度別れて何年も経ち、その間に新しい仲間を得ながら失い続け、そして再び邂逅し、もう一度スタートした……
 俺は剣之介のことを忘れてた。剣之介だけじゃねえ。死んでいった昔の仲間たちも……
 糸井貢。印玄。おこう。剣之介。お歌。
 ――また失うのか?
 ……最初の仕置人のときは、助けられた……
 「よし、おめえの気持ちはわかった」
 鉄は無言の対峙を打ち切り、そして続けた。
 「だがな、おめえは俺たちの切り札だ、な。俺にまだ打つ手がある。それをしくじったときは、おめえに頼む」
 「やめて、もういいよ!」
 鉄と主水の会話にあまりにも不吉な緊張を感じ取ったのか、ずっと黙っていたおていがいきなり叫んだ。
 「あたし、あきらめる! みんなも、松つぁんのことなんか、忘れちまえばいいじゃないか!」
 「……おてい、あきらめるんじゃねえぞ、いいな」
 ふさわしくなく、鉄には全くふさわしくなく、励ますようにそう言って、彼は仲間たちを置いて出て行った。
 己代松がつかまったと聞いておていが狼狽していたとき、この稼業の宿命であり、覚悟が必要のように、あきらめておけというように、言っていたくせに……
 言っていたのに……

 己代松は休まる刻もない責め苦にあっていた。
 諸岡がいったん責めの手を離した時、己代松は目を見開いたまま、すべての表情を失っていた。まるですでに死んでいるような、それは何も見ず何も聞かない、精神の火が消えた顔だった……
 己代松のそんな無惨な状態も知らず、鉄は辰蔵を襲撃した。侵入し、背後から襲い、詰め寄る。
 「辰蔵、己代松を解き放せ。さもないと、てめえをぶっ殺すぞ……どうなんだ!」
 「鉄つぁん、おまえさんがこうくるだろうことは、わかっていたよ」
 すでに迎撃の用意はなされていた。何人もの仕置人が配置され、罠を張っていたのだ。さすがの鉄が辰蔵から引き剥がされ、左右の腕ともを縄に絡めとられ、無理やりに、真っ赤に火を起こした鞴の方へとその右手を引っ張っていかれる……
 あとを追ってきた正八が見ることができたのはここからだった。見たいような場面でもなかった。息を呑み、足は竦み、そんな正八のみじめに隠れ潜んで見ている前で、鉄の右手は鞴の中に突き入れられ、焼け炭に荒々しく押し当てられ、呵責なく焼き焦がされていく……
 「――――!」
 さすがの鉄が苦痛の呻きの尾を長く引かせ、そして、気を失った。
 時宜を見計らっていたように現れた諸岡を、辰蔵は満足そうな顔で迎えた。
 「これでもう、仕置はできません」
 辰蔵は、最大の強敵の一番の武器を奪ったのだ。鉄が左手でも骨外しができようとも、背骨折りやアバラ折り、喉笛潰しのような荒技は利き腕ならではだろう。これまでのような無敵の念仏の鉄ではなくなったのだ。
 鉄の無惨なさまに目をやりながら、諸岡は言う。
 「己代松も、拷問で完全に機能を失った……もう、生きる屍だ」
 「すると、鉄も己代松も、仕置人としては、もうおしまいですな」
 鉄は死体のように転がされている。
 そして今また巳代松のことも、あまりにも衝撃的な事実がわかってしまった。
 正八は、あとずさりし……狂ったように駆け出した。店の地下蔵に駆け戻り、他の何もかもを払い飛ばしながら、前に殺しに使った匕首を手にし、また飛び出そうとした。
 「おめえ、血相変えてどうしたんだ」
 主水だった。正八は言葉をほとばしらせた。
 「……鉄つぁん、右手真っ黒焦げにされちまったよ!」
 「なに……!?」
 「松つぁん、生きる屍だってさ……俺、これから辰蔵をぶっ殺してくる」
 主水は正八を張り倒した。
 「なにするの!」
 「てめえみたいなガキに何ができる! 返り討ちに遭うのが関の山だぜ……なにもそう死に急ぐことはねえじゃねえか……俺が、しくじってからでも、遅くはねえだろう?」
 主水の口調は優しいものだった。まるで子供をあやすようで、実際、正八の頭をさすりさえしたのだ。正八もまた、子供のように涙を流し、嗚咽した。
 そんな正八を残して、主水は外に出た。浮かぶのは、実際には見ていたわけでもないのに、ひどく具体的に、精緻に感じられる、鉄や己代松の苦しみ倒れていく姿だった。

 いったん家に戻り、妻と義母に縁を切る旨を告げてから、再び主水は出陣した。
 まずは己代松が拷問を受け、囚われている牢のところへ行く。
 「諸岡様から、己代松を解き放つよう、言われてきたんだ……」
 牢番は、いやな役目からやっと解放されるという安堵の表情だった。安堵のあまりか、いわでもがなのことまで口にした。
 「大きな声じゃあ言えませんが、あんなひどい拷問を……もう生きる屍ですよ」
 己代松は、死人と同じだった。瞬きすることなく開かれた目は何も見ている様子はなかった。
 だが、その口はしっかりと引き結ばれ、どれほどの責め苦に遭おうとも、仲間たちのことを決して洩らすまいという決然とした意志をそのまま見せていた。辰蔵や諸岡が知りたがっていたはずの、鉄・己代松以外の「鋭い刃物の殺し」をやるもう一人の仕置人のことを、己代松は一言も言うことなく、精神を破壊されていったのだ……
 主水は無言で己代松を抱え、外へ連れ出した。そこには正八とおていが己代松を乗せる大八車を用意して待っている。
 「松つぁん!」
 三人――いや、四人は夜のひどく暗い道を静かに進んで行く。主水が言う。
 「正八、己代松頼むぜ」
 正八は答える。
 「松つぁんも連れて行ってやってくれよ……仕置人、なんだからさ……」

 そして辰蔵のところへと――。
 主水は板戸を叩いて、出てきた辰蔵の配下に、遜った笑顔を見せた。
 「夜分、どうも。諸岡様に、火急の用があってお迎えに上がったと、そう伝えてください」
 奥から、辰蔵と諸岡が現れる。
 「どうした……なんだ、中村か。火急の用事とは、いったいなんだ?」
 「それが、その……」
 主水は口ごもって見せる。
 「実は……わたくしが厠へ行っている隙に、己代松に逃げられまして……」
 「己代松が逃げた?」
 諸岡は信じない口調で、いつもの陰険な笑いを顔にのぼらせた。
 「そんなばかな……奴は生きる屍だ。逃げ出せるわけがない……」
 そんな諸岡に、辰蔵が耳打ちする。
 「ひょっとしたら、例の、3人目の……」
 「……とにかく、行ってみるか」
 主水と2人で外に出たところで、諸岡は不意に疑問をおぼえたようだった。
 「待て待て中村。おまえ、どうして俺がここにいることがわかったんだ?」
 「さあ……どうしてですかな……」
 主水はすでに昼行灯の顔ではなくなっていた。
 「きさま……まさか……?」
 主水は仕置人の顔を諸岡に向けた。
 「そう……あんたの思ったとおりだよ、諸岡さん」
 「……きさまぁ!」
 刹那、刀を抜いて切り掛かる諸岡、だが主水のほうが速かった。胴を払われて、諸岡の死命は制された。
 主水はやめなかった。さらに一度、さらにもう一度……。まるで、よくも鉄を、よくも己代松を、という怒りの総てをぶつけるように、主水は斬り続けた。
 最後に諸岡の腹に刀を突き立てると、そのままさっき出てきた板戸に押しぶつけた。諸岡はけたたましい音を立てて板戸もろともに内へと転げ込んだ。そのときにはもう死んでいただろう。
 「あっ、だんな!」
 「だんなっ!」
 飛び現れてきた辰蔵の手下たちが周章狼狽する中、主水はゆっくりと足を踏み入れていく。
 さらに辰蔵が姿を見せ、事態を見て取り、声を放つ。
 「おめえが3人目の仕置人か!」
 主水はものも言わず、手近のやつから叩き斬り始めた。

 もはや鬼神と化した中村主水の姿に、裏切者の吉蔵は逸早く肝を潰したていで逃げ出しにかかった。もはや辰蔵もこれまでなら、とにかくここは命長らえることだ……と裏手から逃げ出し――異音と共に背後から追って来る何かに気づいて振り返り、恐怖に顔を歪めて硬直した。
 それは、吉蔵を押し潰さんばかりの勢いで疾駆してくる、人間三人が固まった奇怪な大八車だった。
 正八が息も忘れたような勢いで押し走り、乗っているのはおていと己代松だ。おていは己代松に竹鉄砲を持たせ、狙いを懸命に吉蔵に合わせていた。
 吉蔵は悲鳴も出せずに逃げ、正八たちはどこまでも追った。人の目も耳も気にしていなかったが、この深夜の追跡劇を見ている誰も存在しなかった。実際にはほんの十数秒のことだったのだ。
 竹鉄砲が火を噴き、吉蔵は滑稽なバンザイポーズになって痙攣し、そのまま倒れた。
 正八は大八車を離して、裏切者に駆け寄り、その死を確認した。
 「おてい、やったぞ! 松つぁん、見て、ほら! あれ!」
 己代松に少しでも届いていただろうか……

 鬼神と化した中村主水を相手に、辰蔵グループは壊滅しようとしていた。辰蔵はかろうじて凶刃を逃れ、隠れ潜める場所を求めた。とにかく一時的にでも隠れられるところを……。
 あの「三人めの仕置人」は、やはり恐ろしい男だった。詰めをしくじった……。鉄と己代松を無力化して、安心したのは大間違いだった。やはり、もっと慎重にでも、三人めの正体を暴いておくべきだった……
 とにかく今はあの男をやり過ごすのだ。正面から相手にしては、まるで歯が立たない。とにかく、今は……
 辰蔵は逃げこみ、戸を閉めたてて匕首を握り、息をひそめて外の様子を窺った。
 逃げこんだ場所、そこは数時間前、鉄が辰蔵を襲撃し、そして失敗して右手を焼かれたあの場所だった。
意識を失って転がされていた鉄はどうなっていたのか――。
 ……鉄はまだそこにいた!
 あのままここに囚われていたのだ。
 死体と同じように転がり、ぴくりとも――いや。
 ぴくりと――黒焦げにされていた右手が動き……ゆっくりと、しかし確かに、蠢き出していた。
 さすがに辰蔵は気配を気づいた。はたと振り向き、暗闇の中に立ち上がる影を見た。
 ――念仏の鉄!
 鉄は黒焦げの右手を掲げ、辰蔵を見据えていた。中村主水が鬼神なら、こちらはまるで幽鬼だった。辰蔵は瞬間的に動いた。体力を消耗した鉄より速度がまさり、鉄の手が届く前に、辰蔵の匕首が鉄の腹を刺し貫いていた。
 勝った、という歓喜と共に辰蔵は匕首をそのまま抉り回し、鉄のはらわたを掻き回していく。
 鉄は痙攣した。ただでさえ右の手を黒焦げにされる責め苦で消耗し、体力を根こそぎにされていたのだ。鉄の顔は闇の中でさらにどす黒く、すでに死相のように見えていた。
 だが、鉄は最後の力を、辰蔵をもぎ放すよりも、逆に抑え込むのに使った。左手で辰蔵をがっちりと掴み離さなくした。
 辰蔵は抱え込まれ、動けなくなった――隙を逃さず、鉄の炭化したような右手が辰蔵の胸を貫いた。
 辰蔵は絶叫した……。

 ……鉄は辰蔵の胸から右手を引き抜くと、この外道仕置人の体を放した。辰蔵は倒れ込み、二度と立ち上がることはなかった……だが、辰蔵の匕首は鉄の腹に深く突き立てられたままだった――。
 鉄はゆっくりと歩き出した……閉められていた戸を、半分よりかかるようにしながら押し開け、戸口に持たれかかって、腹に突き立っていた匕首を抜いた。
 外を見、空を見上げた。ゆっくり、ゆっくりと足を運び、なんとか外へと出た。
 そのまま、力無い足取りで歩き去った。
 辰蔵のほうを振り返ることはもちろん――もう一人の男へ視線を向けることも、しなかった。
 すぐ外にまでやって来ていた男、中村主水は、戸口で顔だけ少し向けて辰蔵の死骸を見、そして念仏の鉄の歩み去る背中を見ていた。
 声を掛けることも駆け寄って行くこともできず、ただ友の背中だけを……。

 鉄はふだんの行動そのままに遊郭をふらつき、適当な女郎と時を過ごした。
 突然女郎が盛大な悲鳴をあげ、跳ね起きた……鉄は冷たくなっていた。
 こうして、最初の仕置人、念仏の鉄は死んでいったのだ――。

 翌日、正八は、大八車を押して江戸を出るおていを見送った。大八車の上の己代松は変わらずの状態だ。
 「正ちゃん、この辺でいいよ。……心配しないで。松つぁんは、絶対あたしが治してみせるから」
 おていは明るく、笑顔で手を振ってみせた。
 正八は、遠ざかって行く2人を見ていた。もう全く見えなくなるときまで……。

 主水は市中見回りをしている。時には店の男に難癖をつけては袖の下を取る。初めて仕置人というものを始めたときも、こうやって小金稼ぎをやっていた。鉄にちょっかいをかけられながら……。
 今日はかなりの稼ぎになった。大漁だ。
 主水は両袖に溜まった収穫の多さに破顔した。
 もはや亡くしたくないものなど、何一つ無くなった。失いたくないものは、何一つ……。
 もう、仲間をなくして苦痛を感じることもないだろう。こうしてヘラヘラ笑って生きて行けるだろう。
 主水はそう感じていた。
 しかし、主水は間違っていたのだ。
 さらに苛酷な運命が、続いて主水には迫ってきつつあったのだった。それは。。。

(おっぺ)


新必殺仕置人第40話「愛情無用」

これ以前の「必殺シリーズ」の記事は、「Seesaa版万華鏡日記」にあります。

 何を隠そう、この「愛情無用」こそが、私をこの「必殺」へのめり込ませた元凶というものなのだ。

 これを見るまでは、たとえば「必殺商売人」は単にアダルトな時代劇として観ていただけだし、「翔べ!必殺うらごろし」や再放送の「暗闇仕留人」は面白いレベルの時代劇、「必殺仕置屋稼業」はかなり面白いレベルの時代劇……のように捉えていた。「新必殺仕置人」そのものにしても、相当に面白い時代劇、とは思っていたのだが、どこか一歩引いていた。録画してコレクションしておこうとまでは思っていなかった。というより、そういう気持ちを抑えていた。――だって、「時代劇」なんだから。
 所詮「時代劇」でしかないんだから、わざわざ録画してまで観たり、ましてや保存しておくなんて、格好悪い。そんなふうに大学生の私は思っていたようだ。

 だが、いつもように学校から帰って、その日の「新仕置人」を見始めた……
 死神が現れ、正八が現れ……
 これまでの話と少しく食い違う部分があるように見える。正八は死神の顔を知らなかったのか? だが、そんなことはどうでもいい。いつも冷徹で、殺人機械のようだった死神の見せる感情、その心弱さ、淋しさ、哀しさに、いつか気持ちが物語に引き入れられていた。歌う正八、死神の表情、そして舟のエピソード。荒波の中、ついに沈まなかった、死神を乗せた舟――。

 正八は個人行動を取り、仲間たちは仲間外れだ。死神は裏切り者として仕置の的になり、鉄が競り落としてしまう。
 そしてこの回の仕置シーンは、まるで第1話「問答無用」に戻ったような仕置人同士の殺し合いであり……
「逃げろ、死神!」
 仲間たちには解らない。なぜ正八が死神を助けたいのか。いったい、どういう関わりがあったのか。
 しかし、死神はすでに自ら死んでいて……

 鉄は死神の後追い心中に失笑し、己代松は自分のぬれぎぬが晴れたことにほっとし、主水は我関せずで……正八は叫ぶ。
「見て、この舟!絶対沈まなかった舟なんだぞ!」
 仲間たちは去って行くだけだ。
「半端じゃねえんだ!」
 そして正八は泣くことしかできない……。

 なんという感傷的な物語。ハードボイルドな、ドライな「必殺」を愛する人には愉快でない造りなのかもしれない。

 けれど、私にとっては「新必殺仕置人」は『感傷の必殺』なのだ。「問答無用」に始まり、「質草無用」「約束無用」「夢想無用」……など、ただただ『感傷』のボルテージに、その叫びに、その涙に、打たれてきてしまった……のだから。

 だから、この「愛情無用」は感傷必殺の頂点の一つであり、これの軍門に下って、以降は必殺ファンなるものになってしまっても、それは仕方のないことだったのだ。
 どうしようもなく……。

 そして「新必殺仕置人」はそのまま最終回「解散無用」へと雪崩込む――。

(おっぺ)


チョコの日

今日はチョコの日です。
女性が好きなだけチョコを食べていい日です。
そうですよね?

そんなわけで出かけた帰りにその近所にあるチョコ屋さんに行き、さらに恵比寿の駅ビルと池袋東武、そして池袋西武の「チョコレートパラダイス」にも行ってきました。
これだけ回っても今回はネタモノが見つからず、結局買い物はしなかったのですが、試食だけはしっかりしてきました。

帰りの電車の中では「もう当分チョコはいらないかも」とか思ってました(それくらい試食したw)が、今はもう平気で食べられるまでに回復しました。

あ。
お昼に入ったお店で会計時にチョコをお客に配っていたのでもらえるのかと楽しみにしていたら、男性限定でしたw
今日は女性がチョコを食べる日じゃなかったのか!w

チョコ

チョコケーキを焼いたら底が生焼けでした。
焼き直すのが面倒くさくて絶賛放置中。
明日焼き直そう、うん。
ですが、これでやっと夏にもらった黒砂糖を完全に消費することができました。
塊だったからフープロで砕いてからじゃないと使えないのが面倒くさかった。
・・・って、「面倒くさい」ばっかりだなw
もともと面倒くさがりですがww

明日はチョコの日なので、このチョコケーキとは別にチョコ巡りをしてこようと思います。
もちろん自分のためにw

新必殺仕置人第37話「生命無用」第38話「迷信無用」第39話「流行無用」

第37話「生命無用」
高峰圭二が恒例のような馬鹿青年を演じるが、珍しく(?)同時に被害者側も兼ねている。いかにも時代劇に相応しい父子人情ものにもなっているが、やはり新仕置人チームそれぞれが加害者・被害者側に絡んでいくドラマ進行がきっちりしていて楽しめる。
 また、「次の寅の日まで待てないので、おまえに頼む」として、死神を通じて虎から直接鉄に仕置の依頼が来るところが、どれほど虎が鉄チームへの信頼度を高めているかが判り、不思議なスリルを産む。ビジネスライクな「寅の会」がその鉄の掟を自ら崩していっていることになるからだ。。。

第38話「迷信無用」
何でも屋の加代こと鮎川いづみが被害者役で出演。迷信を利用した罠に落ちて翻弄され、滅びていく哀しい女という役柄だが、どうものちのちのちの加代の印象が強くて、哀れに見えない(^^;。
 話としてもあまり印象には残らない。丙午の女という言い方だけは記憶に残りそう。

第39話「流行無用」
これもどうも印象に残りにくい一本。インパクトがないというところか。新仕置人チームは頑張った芝居を続けてくれているのだが、ゲストが加害者も被害者も印象薄い感じ。しかし、この次の回が「愛情無用」で、そしてそのまま「解散無用」に雪崩れ込むのだから、このくらいの淡泊さが寧ろ救いとも言えたかもしれない。。。

 

新必殺仕置人第35話「宣伝無用」&第36話「自害無用」

第35話「宣伝無用」
「良縁無用」が評判だったりするが、個人的には、鉄の話の中では、実はこの「宣伝無用」が不思議と心に残っていたりする。
少女の「泥棒のおじちゃん!」という叫びと、その叫びを背中に背負って怒りを叩きつけるように仕置きする鉄の姿に、ヒロイズムを感じていたのだろう。
 エンディングも少女の「泥棒のおじちゃん、ごめんなさい!」という声だと記憶していたのだが、全然違った。これは「快傑ズバット」の「花売り少女と白い粉」と混線していたらしい(^^;。

第36話「自害無用」
必殺仕置人「流刑のかげに仕掛あり」とか、あるいは、ネタバレにもなるのでサブタイトルは伏せるがファースト仕事人の或る回のように、仕置人にスパイ大作戦さながらに「罠」が仕掛けられる場合がある。
 「流刑のかげに仕掛あり」など、逆にそれを逆手に仕置人側がからくりを組むのだが、仕事人「沈め技花嫁偽装返し突き」など、別にそうした「罠」ものではないのだが、被害者側の変動によって結果として騙しめいたものになり、そして仕事人サイドはその点については「窓のとおく」でしかない……という印象に残るケースもあった。
 この「自害無用」は、いわば罠ものであるのだが、いまひとつインパクトが弱い。鉄グループがついに寅の会を通さずに仕置を敢行してしまうなど、終局に向けて変化が顕れているようには見えもするのだが……

新必殺仕置人第33話「幽霊無用」&第34話「軍配無用」

第32話「幽霊無用」
「伊豆へ行こう」のセリフだけなんだか記憶に残るのだが、それ以外なんだかパッとしない感じの回。森次晃司が例によって妻女を迫害する悪い夫を演じているが、すっかり妻とすれ違っていて、幾ばくの交情もないのでそれ以上感情移入する部分がないのだ。
 迫害時、潜んでいた正八が白刃を手に武者震い(?)しているのが、いかにも「夢想無用」のあとのようで、ここはスリリングだ。

第33話「軍配無用」
これも堅実に作られた瑕疵のない話なのだが、印象に残るは正八の詐欺の片棒を担いでせっせせっせと偽手形をスタンプしている主水の姿(笑)。
新仕置人をつらつら観ていて思うのは、本当に各仕置人達のキャラクターがはっきりしていて、明確な個性の差がドラマを盛り上げてくれるということ。似たようなイケメンがゴロゴロしていても、それではダメなのだ。

 

新必殺仕置人第31話「牢獄無用」第32話「阿呆無用」

まず31話「牢獄無用」から。
決してつまらない話でもないのだが、「夢想無用」のような作品を観た後では色あせてしまうという気の毒な話数に位置した。
主水、己代松、鉄、正八、それぞれが見せ場を持ち、ハード面もコメディ面も充実している。こんな話があまり印象に残らないというのは、それだけ「新必殺仕置人」の傑作話が濃厚だということか。

続く32話「阿呆無用」は、「牢獄無用」が力作でありながら今ひとつ印象に残らなかったのをさらに挽回するように、アバンタイトル開けからパワー全開に突き進む新仕置人スタンダードな悲哀ストーリー。
いきなりの屋根の男の「そして3年」にも引っ繰り返るし、続く正八、鉄の女買いコミック、さらに鉄の己代松のお金窃盗未遂事件から、己代松による鉄への公開お説教羞恥プレイ、と畳み掛けるように進行する新仕置人チームの濃厚仲良しぶりと、被害者娘と悪人達の仕掛合いと哀切な結末、虎に交渉する鉄と、虎に掛け合いに行く己代松、次々に連鎖する物語がワンシーンワンシーン印象に残る。
名作として名前が挙がることはあまりなくても、記憶に残る一本に違いない。

新必殺仕置人第30話「夢想無用」

新必殺仕置人は、なんといっても念仏の鉄が魅力的だ。
そして、第1話「問答無用」で「徹頭徹尾手抜きで行きます」と宣言して仕置人に返り咲いた中村主水と鉄の絡みも魅力的だ。
そして、仕置人とは思えない、けれどプロに間違いない、熱い心と厚い意志を持った巳代松が魅力的だ。目立たない感じで、実はしっかりトリを務めたおていだって捨てたもんじゃない。
元締・虎は印象的だ。
虎の用心棒の死神は「愛情無用」で思いっきり盛り上げてくれた。
中村せんと中村りつは、この頃まだまだ「中村家パート」をドラマにしていてくれた。
屋根の男は、いるようでいないようで、実は少しストーリーに「約束無用」なんかでもからんでいて、ちゃんと最終回で決着がついていてくれた。まあ、強いて言えばいなくてもよいレギュラーはこいつくらいだった(笑)。だって、ただ歌を詠んでいるだけみたいだった吉蔵だって、最終回では凄い見せ場を作っていたんだから。

そして、やっぱり、「新必殺仕置人」のメンバーの中で、メイン仕置人3人以外で絶対に外せないのは、正八なんだった。はっきり言っちゃおう。この際、せんやりつがいなくても、このシリーズは存在できた。鉄、主水、巳代松、正八、虎、死神、吉蔵、おてい。これだけいてくれれば、十分だった。
そうなのだ、正八は、中村ファミリーに勝っちゃえるのだ。

この、「夢想無用」は、「愛情無用」に先立つ、正八の感情爆発物語だ。
愛した女と一緒に暮らそうとして、娘に語らうシーン。娘の、ただただ「海……」と求めるシーン。娘を負ぶって部屋の中を行き来するシーン。そして、爆発する正八。。。
正八を中心にして、鉄、主水、巳代松のそれぞれが、それぞれらしい情を見せる。

たまらないドラマがここにもある。こうして、「新必殺仕置人」は「愛情無用」を経て、最終回に雪崩れ込んでいくのだ。。。。。。

プロフィール

ピンクル

Author:ピンクル
名前:
おっぺ(カメ)

ピンクル(ゾウ)

カレンダー

01 | 2008/02 | 03
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 -

リンク

読書メーター

pincleの最近読んだ本

鑑賞メーター

鑑賞メーター
pincleの最近観たビデオ

最近の記事

最近のコメント

Lc.ツリーカテゴリー

ブログ内検索

QRコード

QRコード

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

RSSフィード

FC2カウンター