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芦原すなお「ハート・オブ・スティール(雪のマズルカ)」

鋼の心を持つ女、探偵・里子の事件簿。雑誌『文芸ポスト』に掲載された「雪のマズルカ」「氷の炎」「アウト・オブ・ノーウェア」「ショウダウン」の4編を収録した、ネオ・ハードボイルドの世界。

 単行本では「ハート・オブ・スティール」のタイトル(鋼の心、だね)だったのが、文庫版では「雪のマズルカ」が表題になった。

 この作品集は、女性探偵の物語なのだが、最初の一編「雪のマズルカ」をアンソロジーで読んで面白かったので、一冊にまとまっているのを読んでみることにした。私はあまり女性探偵ものは読まない。男に媚びてなよなよしているか、逆に男に反発しているようなセリフを吐きながら男の悪いところばかり踏襲しているか、そんなものだと哀しくなってしまうから。もっとも、女性探偵ものにそんなものが多いのかどうかは、あまり読まないわけだから実は偉そうなことは言えない。ただ、最初からおびえていて読んでいない。
 アンソロジーでたまたま読んでいなければ、手にしなかったかもしれない。

 ミステリとしての出来のどうこうは言わない。あまりといえばあまりな遠藤警部の「見逃し」はそういう小説なのだと見て見ぬフリをする。綾辻行人・有栖川有栖の「安楽椅子探偵」にしても警察の大莫迦ぶりには大爆笑したのだから、お約束というものかもしれない。
 個人的には、最終編での主人公は「女」になってしまっていて残念だった。それまでの連作では男に媚びもせず、反発もせず、真似もせず、粋だったので。
 それでもやはり会話の妙とキャラの妙とユーモアは楽しかった。
 それにしても。
 なるほど、鉄アレイは健康にいい。

 
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