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高橋留美子「めぞん一刻」

 「八神」が出てきたエピソードの辺り、リアルタイムで連載中に読んでいて、、、
 このとき、ちょうど私も五代くんと同じに大学生だったんだよね。。。そして、五代くんと同じに教育実習に行ったり、就職浪人したり、なんだかんだあったのだった。

 今読み返してやはり思うのは。。。五代も三鷹も、それは浮気性で他の女性のことを想ったり行動にも出たりもしてしまいはするけれども、けれども、こと響子さんの近くにいるときは常に純情に頭がかっかしていた。。のに、響子さんの方は、なんだかとっても淡泊な感じで、それが擬音というのかな、「スタスタ。。。」とかいう「音」の表現に出ている。。。でもだからって、五代や三鷹に興味・関心がないかというとそんなこともなく、焼き餅も焼くし、情熱的にもなるし。。だからこそ、あの「スタスタ。。。」表現は、なんだか男としては不思議だった。。。

 それとも、女性からすると、ごくごく当たり前のことなのかな? あの、不思議な淡泊さというのは。。。こちらが一途なほどに燃えてしまっているのに、なんだか「すかっ」という感じにかわされているふうに思うのは(笑) そして、それが別に嫌いだとか無関心だとかいうわけでもないというのは。。。

 この男と女の書き分けが巧まずにできるところが、高橋留美子の天才さのゆえんだと想うんだけどなー(笑)

 読み返していると、白眉はやっぱり「坂の途中」だなあ。。

 でも、うーむ、かつてはさほどでもなかった「桜迷路」が何だかジーンときてしまうのは。。。(笑)
 そして、ポジティブな感動の白眉は「坂の途中」としても、今読んでても胸が詰まるのはやっぱり「閉ざされた扉」なんだよね、こればっかりは。。。
 ここで五代が響子さんに向かって半分壊れながら言っていることは。。。あまりにも、よく、知っている感情だから。。。

 あと、「泣き虫」のエピソード。
 この回の、八神の響子さんへの「泣き虫!」は。。。
 前に読んでたときは「苛立ち」とか「怒り」だけしか感じられなかったんだけど、
 今は。。。
 これは、、、確実に、エールそのものだったように。。。

 今、本屋さんに行くと何だかやたら「人生で必要なことは全て○○から学んだ」みたいなタイトルの本があって、この「○○」の中味は、例えば「サンダーバード」だったり(^^;いろいろですけど、実際、本とかドラマとか、そういった「自分の生きているのとは別の、もう一つの人生」みたいなものからいろいろ覚える(学ぶ、というほど偉そうなことではなくても(^^;)ということはありますよね。

 標準的なものを覚えるのではなくて、変に歪む場合もあるかもしれませんが(爆)

 ううん。。。
 久しぶりに再読したけれど。。。
 やはり、これはかなり奇跡的なほど見事な作品なんじゃないかしら。。。


高橋留美子「めぞん一刻」



めぞん一刻 全15巻 高橋留美子作
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